【ゲーム業界】プログラマー(エンジニア)としてフリーランスになるには?案件獲得方法も紹介!

ゲームプログラマー(エンジニア)でフリーランスとして独立を考えている方で
「フリーランスのゲームプログラマーになるにはどんな準備が必要なのか」
「求められるスキルや特徴は何か」
などの疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

今回は、そんな疑問を解消するために、フリーランスのゲームプログラマーになるための情報をご紹介します。

ゲームプログラマー(エンジニア)とは

まず、ゲームプログラマーについて、ご存知の方も多いと思いますが、軽くおさらいしておきます。

ゲームプログラマーは、ゲームの動作やシステム、音響、ネットワーク機能などを実装するためのコードを書く役割を担っている職種です。

ゲームプログラマーには、フロントエンド開発、サーバーサイト開発、インフラエンジニアの大きく3種類があり、各ポジションで役割や必要なスキルが異なります。

フロントエンドエンジニア

フロントエンド開発は、ユーザーが見る、直接やり取りを行う部分の設計を行います。
ゲーム内のホーム画面やショップ画面などが、主な開発の対象です。

サーバーサイドエンジニア

サーバーサイド開発は、データ処理など端末の画面では見えない部分のシステム構築を担当します。
ゲームではキャラクターやアイテムを素早く表示させる仕組みや、課金システムの設計などを行います。

インフラエンジニア

インフラエンジニアは、ゲームを行うネットワーク環境の構築を担当します。
ゲームの動作が停止しないようにするために重要な役割を担っており、ゲームに限らずIT業界全体でも需要の高い仕事です。

ゲームプログラマー(エンジニア)の仕事内容

ゲームプログラマーは、ゲームプランナーが作成する仕様書に基づき、実際にゲームを動かすためにプログラミングをしますが、主な仕事内容としては下記の4つがあげられます。

①開発環境の整備

まず、プログラミングを行う前の準備として開発環境を整備します。
ゲームエンジンや統合開発環境など、プログラミングが円滑に進められるような最適環境をここで整えていきます。

②プログラミング

開発環境の調整後、仕様書をもとにプログラミングに取り掛かります。
一般的には、プログラミングは分業制で行われることが多く、効果音やサウンドの設定、シナリオ動作、メニュー画面の実装などを、それぞれが請け負う形で担当を決め、開発を進めます。

③動作チェック・デバッグ

プログラミングがある程度完成した後、仕様書通りに動くかのチェックを行い、バグ(不具合)が発生した場合は修正を繰り返してリリースに向けて最終調整をします。

④リリース後の対応

ゲームをリリースした後、新機能を追加したり不具合の修正をしたりとユーザーに長く遊んでもらえるようにニーズに併せて対応をしていきます。

フリーランスのゲームプログラマー(エンジニア)になるには

それでは実際に、フリーランスのゲームプログラマーになるには、何を準備する必要があるのでしょうか。

スキルや言語の習得

ゲームプログラマーにとって最も重要なスキルは「プログラミングスキル」と、そこで使用する言語の習得です。特に、フリーランスとして独立するためには、しっかりとした技術力が必要になるのでC++やC#など、ゲーム開発でよく使用されるプログラミング言語を中心にスキルをあげていきましょう。

また、企業やプロジェクトによって使用するゲームエンジンや言語が異なるため、事前にどのスキルや言語が必要になるかをチェックしておくこともオススメです。

案件獲得方法の検討

フリーランスとして案件を探す方法はクラウドソーシングや紹介、エージェントなどいくつかありますが、その中から自分にあった案件を獲得するための方法を早めに見つけておく必要があります。

また、自分にとって良い案件を見つけるためには、どのような要素を重視するか事前に決めておくことがポイントです。案件の基準は人それぞれですが「自分のスキルや経験を活かせるか」「長期的な依頼や報酬アップが見込めるのか」をベースに検討する人が多く、基準にあわせて獲得方法も考えるようにしましょう。

▼その他、案件を探す基準についてはこちらで詳しく説明しています

保険への加入

フリーランスは、企業に雇われているわけではないため、健康保険などの福利厚生が提供されません。そのため、起こり得るリスクを自身で想定し、軽減するために適切な保険を選び、加入することが重要です。

多くの保険に入る必要はありませんが、自分に必要な保険を判断し加入することで、仕事中やプライベートでのリスクを軽減し、より安定・安心の生活を確保できるようになるため、早めにどの保険にするか、検討するようにしましょう。

▼オススメの保険についてはこちらで詳しく説明しています

フリーランスと会社員の違い

続いて、ゲーム会社で勤務する会社員(正社員)と、フリーランスとして独立して勤務する場合の違いについてご紹介します。

仕事スタイルの自由度

契約内容にもよりますが、リモートワークをベースとするフリーランスの場合、働く場所や時間の縛りがなく自由に働くことができます。

そして、フリーランスのゲームプログラマー案件では「成果報酬型」の場合もあり、案件に時間をかけられるほど多くの成果をあげることができ報酬アップにつながります。そのため、通勤時間などの時間が削減されたり残業に対する縛りがないことは、大きな違いといえるでしょう。

収入の安定性

会社員は、毎月一定の給与を貰えるので収入は安定していますが、フリーランスのゲームプログラマーはプロジェクトごとの契約が多く、かつ案件の数が繁忙期と閑散期によって変動するため不安定になりやすいです。

しかし、フリーランスのゲームプログラマーとして実績を積み高単価の案件を継続して獲得できれば、同じ職種でも会社員を超える収入を得られるようになります。

仕事の多様性

フリーランスのゲームプログラマーは、自分が得意とするジャンルや職種、または挑戦したいプロジェクトの案件を選んで仕事をすることができ、かつ複数の案件を並行して担当することもできます。

一方、会社員は企業内の役割やプロジェクトに沿って仕事をするため、自分で挑戦したい分野や仕事に挑戦していくよりは、チームや会社の状況に応じた仕事を担当することが多いのも違いの1つです。

▼フリーランスと会社員の違いはこちらでも詳しく説明しています

求められるスキル、特徴

ゲームプログラマーとして求められるスキルや特徴は様々です。前述したプログラミングスキルはもちろん案件獲得のための重要な要素ですが、ここではそれ以外でプログラマーに求められるスキルや特徴を3つピックアップしてご紹介します。

論理的思考力がある人

ゲーム開発において、効率的でバグのないコードを書くためには、論理的かつ体系的なアプローチが求められます。

また、書いたプログラムは他のプログラマーが見ても理解できるようにしなくてはならないですし、ゲーム内のルールやシステムをプログラムとして実装するためには、適切なロジックを元に書かなくてはなりません。

そのため論理的思考力がある人は、コードをかく速度や質の面において差別化にもつながるでしょう。

根気強さ・忍耐力がある人

ゲームプログラマーは、複雑なシステム設計と実装を行う場合や、ゲームのバグ修正を行う際に根気や忍耐力が求められます。

ゲーム開発は数ヶ月や数年単位で行われることが多いため、長期間にわたってモチベーションを保ち業務に打ち込むことができるプログラマーは、より質の高いゲームを生み出すことができるようになります。

コミュニケーション能力がある人

ゲームプログラマーに限った話ではありませんが、仕事を進める上でクライアント企業や、チーム内のデザイナー、プランナーとコミュニケーションをとる必要があるため、コミュニケーション能力は必要不可欠です。

また、様々な立場の人とコミュニケーションをとることができると、スムーズに仕事を進めることができ、ゲームのクオリティ向上にもつながるでしょう。

参考:ゲームプログラマーになるには?仕事内容や未経験から目指す方法について解説!

年収

フリーランスのゲームプログラマーの平均年収は約500~900万円と言われています。

経験年数や使用できる言語・スキルに応じて大きく差が出る職種であるため、最高年収1,000万円以上を稼いでいるゲームエンジニアもいます。

しかし、携わるプロジェクトや工程によって求められるスキルや単価も変動するため、案件を受ける前にしっかり確認するようにしましょう。

▼その他の職種の年収については、こちらで詳しくご紹介しています

まとめ

本記事では、フリーランスのゲームプログラマーを目指すための方法や必要なスキル・特徴についてご紹介しました。

ゲームプログラマーは、他職種と比較してもスキルや使用できるゲームエンジン、言語など技術力が求められる職種です。そのため、フリーランスを目指す場合は携わりたいと考えている案件で、どのような開発環境なのか、求められるスキルは何かなど情報を収集するところから準備を進めていきましょう。

フリーランスのゲームプログラマーとして働きたいと考えている方は、ぜひ本記事を参考に挑戦してみませんか?

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著者・監修情報

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