【ゲーム業界】フリーランスがエージェントサービスを活用して高単価をつかむコツ

エージェントサービスの活用がなぜ「高単価」に直結するのか？

非公開案件が豊富で自分だけでは探せない高単価案件にリーチできる

エージェントサービスではサイト上に掲載されている案件以外にも、非公開となっている案件を多数保有していることが多くあります。そのなかには高単価な案件もあり、エージェントを介してそれらの案件に応募できるのは大きなメリットです。

どうしても自分一人では探せる案件の範囲に制限が出てくるので、エージェントサービスを利用するひとつの大きなメリットと言えます。

エージェントによるスキル・単価感の適正な判断や交渉

エージェントサービスではその業界や領域に詳しいエージェントがおり、あなたのスキルや実績をヒアリング・適切な案件をマッチングしてくれます。
自分で自分の市場価値や適正単価をはかるのは難しいものなので、第三者視点から客観的な意見・判断をもらえることもエージェントサービスの特徴です。

もしこれまでの案件で自身のスキル感から考えて報酬額が低かった場合は、エージェントにより適正単価の案件を提案・単価アップにつながるケースもあります。

ゲーム業界フリーランスがエージェントサービスを活用するメリット

ゲーム開発はプロジェクト単位で人員が動くことが多く、案件の状況も流動的です。
自分一人で探すよりも、各社のプロジェクト状況を把握しているエージェントを利用した方が案件を探す手間が省け、高単価案件が見つかる可能性もグンとアップします。

ゲーム業界は業界特化型のエージェントサービスもあるので、そういったエージェントを活用すればよりスピーディに案件探しができるでしょう。

高単価案件を引き寄せる！エージェントサービス登録前の事前準備

自身の「得意分野＋α」を明確化する

エージェントサービスに登録すると、エージェントとの面談でこれまでの経歴やスキルをヒアリングされることがほとんどです。高単価案件を獲得するためには、その面談で自分の経歴やスキルを適切にエージェントに伝えることが重要です。

特にスキルについては「何ができるのか」をただ並列で伝えるよりも、「自分の得意分野やメイン分野」やそれとあわせて「＋αでできること」まで伝えられると、よりできることの印象を上手く伝えることができます。

スキルシートやポートフォリオで自身の市場価値をアピールする

フリーランスとしての実績をアピールするスキルシートやポートフォリオでも、ただ経歴や作品を並べるだけでは自身の魅力をアピールしきることは難しく、よりエージェントに「この人はレベル感の高い案件に紹介できそう」と思ってもらうような工夫が必要です。

ひとつ意識したいのが、「自分がその案件で何に貢献し、どんな成果を出したか」を数字や具体的な役割で記述する」ということです。
具体的な数字や結果が書かれていることで、エージェントもその人の働きを具体的にイメージでき、より自身に合った案件への提案や高単価な案件を優先的に回してもらいやすくなるでしょう。

また、ゲーム業界で働くうえで守秘義務のある実績ばかりという方もいるかと思いますが、その場合も「守秘義務にかかる部分は抽象化して伝える」など少し伝え方を工夫することでルールの範囲内で自身のスキルをアピールできます。

高単価に繋がる案件 3つのポイント

ここまでエージェントサービスを活用することのメリットや、エージェントとの面談までに整えておく準備についてご紹介しましたが、エージェントとの面談ではご自身の経歴・スキルのほかに「これからどんな案件に携わっていきたいか？」という希望もヒアリングされます。

そこで、ここからは高単価に繋がる案件の3つのポイントをご紹介します。
エージェントもフリーランサーの具体的なキャリア・業務ビジョンがあると案件の提案をしやすいので、案件探しをスムーズに進めるためにもある程度イメージや希望は固めておくと良いでしょう。

ポイント1：上流工程（要件定義、PM/PLなど）に携われる案件

まず一つ目のポイントはPM（プロジェクトマネージャー）やPL（プロジェクトリーダー）などの上流ポジションに携わることです。
いち作業者として参画するより全体進行に関わるポジションで上流工程に関わる方が単価・報酬は高くなるので、リーダー経験のある方やいちメンバーとしての経験をしっかり積んできた方は積極的にリードポジションの案件にチャレンジすると良いでしょう。

ポイント2：専門性・希少性（特定のゲームエンジン、VR/ARなどの最新技術）が必要な案件

上流ポジションとは別方向で高単価を目指していくルートが、専門性や希少性の高いスキルを駆使して高いレベルの案件に挑戦することです。
ゲーム業界でいうと、特定のゲームエンジンのスキルを極めてハイレベルな成果物が出せたり、VR/ARなどの最新技術を使えること、クラウドなどのモダン環境の開発に対応できることなど、それぞれの職種・ポジションでプロフェッショナルとして活躍できる力を持っていることが必要です。

ポイント3：緊急性のある案件

三つ目に、納期が近い・急な欠員などによって人材を急募している案件です。
こちらはその案件に対応できるスキルと即日対応できるスケジュールの余裕があれば、すぐに穴を埋められるので比較的単価交渉がしやすい傾向にあります。
いつも市場にある案件とは言えませんが、場合によっては高単価獲得に繋がることのあるケースです。

まとめ：エージェントサービスをキャリアアップの足がかりにしよう

エージェントサービスはただ案件を探してくれるだけではなく、自身の市場価値を図り、高単価な案件獲得に繋げることもできるキャリアアップに重要なツールと言えます。

これまで培ってきた人脈経由や、クラウドソーシング経由では得られない第三者（エージェント）の視点は、あなたの次のキャリアを見つける有効な手段となるでしょう。

登録しているだけで最新の案件情報を定期配信してくれるケースもあるので、情報収集だけしたい場合でも本格的に案件探しの相談をする場合でも一度利用を検討してみてはいかがでしょうか？

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著者・監修情報

ConPro FREELANCE 編集部

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