ゲーム・エンタメ業界でフリーランスとして仕事を探す際に
「良い案件に出会えない…」
「案件ってどうやって探せばいいの？」
と悩んだ方も多いのではないでしょうか。
今回は、フリーランス案件の探し方から、選ぶ際に見るべき基準などを中心に「自分にあった案件を探すコツ」をご紹介します！
フリーランス案件の探し方
案件を探す方法はいくつかあるため、まずは各特徴を理解し自分にあった探し方をみつけてみましょう。
クラウドソーシング
クラウドソーシングとは、インターネット上で企業や個人が不特定多数の人に向けて業務を依頼するサービスです。
仕事を探す際に、そのサイト上に掲載されている案件をみて応募し、クライアント側から発注された段階で1案件を獲得…という流れになります。
クラウドソーシングは他の方法と比較しても、未経験でも応募できる案件や短期の案件が多いため、経験が浅い方や短期で複数案件を取得したいフリーランサーが利用することの多い方法です。
紹介／繋がり
これは同じフリーランスの仲間や前職の繋がりを使って、人脈をもとに案件を取得する方法です。
紹介を使ってどんどん人脈を広げていくことで、新しいクライアントを自力で探す必要もなく継続して仕事を受けることができます。そのため、この方法を使っていきたい方は、仕事が貰えるような関係性構築を意識して行うとよいでしょう。
また、参加者をフリーランスに限定した交流会やオンラインコミュニティなどもあり、参加することでフリーランスならではの悩みを相談できたり、人脈を広げることができます。
このような会は定期的に開催されているため、紹介や繋がりを使っての案件獲得を検討されている場合は、ぜひ参加してみてください。
フリーランスエージェント
フリーランスエージェントとは、フリーランス専門のエージェントがクライアントとフリーランサーの間に入り、案件の紹介やフォローをしてくれるサービスです。
エージェントは多くの企業との繋がりから、表のサイトでは扱っていないような非公開案件も取り扱っています。そのため、普通に案件を探すよりも仕事選びの幅を広げることもできます。
また、クラウドソーシングのようにクライアント側とフリーランサーが直接やり取りしたり、面倒な手続きをする必要もないため、かなり楽なのも特徴です。しかし、エージェントで紹介される案件で求められるレベルは高いため、ある程度業界でのスキルや経験を持ったフリーランサーにおすすめの方法です。
フリーランス案件を探す基準
案件を探す方法についてご紹介してきましたが、実際にどのような要素を重視するフリーランサーが多いのでしょうか。
継続して自分にあった案件を獲得できているフリーランサーが、案件を探すときに重視している「基準」についてご説明します。
単価と実作業が見合っているか
フリーランスの中でリモートでの働き方を選択しているリモート型フリーランスなどは、働く時間や曜日が固定されていない自由な働き方ができることが魅力ですが、その分、仕事量や単価管理などもすべて自分で行わなければなりません。
単純に単価が高い案件のほうが良いというわけではなく、生活リズムを重視する場合は単価が低い案件を継続して受けるほうが良い場合もあります。
そのため、案件ごとにかかる時間に対し、金額が適当かをきちんと見極めることが重要です。
長期的な依頼や報酬アップが見込めるのか
フリーランスで働くうえで、目先の収入だけではなく長期的な視点を持つことも重要です。
収入を安定させるために、クライアントと信頼関係を築き長期依頼に繋げられるか、また報酬アップが今後見込めるのか否か、という点も意識していきましょう。
クライアントとの関係は良好に築けそうか
クライアントとの関係が良好であれば、多くのメリットがあるということは前述の通りですが、関係が良好に築けるのか否か判断は案件を探しているタイミングから始まっています。
フリーランスをきちんと大切なパートナーとして見てくれているのか、電話やメールのやりとりなどを丁寧に行ってもらえているか、といった対応をみて今後長く関係を築けそうなクライアントかを見極めましょう。
自分のスキルや経験を活かせるか
人によって今まで培ってきた経験やスキルは様々です。
そのため、案件を探す際に求められているレベルと自身が持っている経験・スキルがマッチしているか、必ず確認しましょう。
単価や働き方だけをみて選んでしまうと「思っていた仕事内容と違った」「今まで使っていたツールではなかった」などというミスマッチにもつながるため、注意が必要です。
キャリア・スキルアップにつなげられるか
今後のキャリアについて考えると、「その仕事を受けることで自分のスキルアップにつながるか」が最も重要です。
当たり前ですが、スキルが高いほど受けられる案件の幅が広がり、単価も上がります。
そのため、ずっと同じ作業だけをこなすような案件ではなく、スキルやキャリアアップにつながるような案件を選びましょう。
オススメのサイト／エージェントの選び方
ここまで、案件の探し方や見るべき基準などをご説明してきましたが、案件サイトやエージェントを利用する場合は、自分にあったサイトやエージェントを選ばなくてはなりません。
選び方としては複数ありますが、今回はその中から3点をご紹介します。
自分のスキルや職種にマッチした案件が多いか
ゲーム・エンタメ業界の案件を探す場合は、まずゲーム・エンタメ案件をメインで取り扱っているサイトやエージェントを使うのがオススメです。
総合的なサイトやエージェントでは大枠のカテゴリーでしか選択できないことも多いのですが、ゲーム・エンタメ業界に特化している場合は選択できる条件やスキルが細かいため、より自分にあった案件を探しやすくなります。
福利厚生サポートは充実しているか
「フリーランスになったら、福利厚生は利用できない…」
と思われている方も多いですが、フリーランスも福利厚生サポートを利用できる場合があります。
福利厚生が利用できると、リスクをカバーできたり各種手当がついたりと多くのメリットがあり、より安心して業務に集中できるでしょう。
エージェントやクラウドソーシング事業者が提供しているサービスもあるため、事前に調べた上で利用を検討してみてください。
口コミ・評判
サイトや特にエージェントを選ぶ際は、口コミや評判をしっかりチェックしましょう。
具体的には、サポート体制やコミュニケーションはきちんと取れるか、親身になって対応してくれるのか、などを参考にしつつ各サイトやエージェントを比較してみてください。
まとめ
本記事では、ゲーム・エンタメ業界で案件を見つける方法や、見るべき基準などをご説明しました。
各業界や持っているスキル・経験によって、探し方やどのサイトやエージェントを利用すべきかが変わってきます。
そのため、フリーランスで自分の働きたい業界はどこか、何を重視して案件を探したいのか、を自身で整理したうえで自分にあった案件を見つけていきましょう。
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