【2025年2月版】ゲーム業界のフリーランス案件と市場動向

みなさんは、日常的に自分が働いている業界の市場をチェックしていますか?

場合によりますが、ゲーム業界は市場の状況によってフリーランス向けの案件動向や各職種の需要が大きく変動しやすいです。
そのため、日常的に市場動向について情報を集めているか否かで、獲得できる案件が変わってくる場合もあります。

今回は、そんなゲーム業界のフリーランス案件と現在の市場動向についてご紹介していきます。
ぜひ最後まで読んで、今の状況を把握しておきましょう。

ゲーム業界の市場動向

まず、ゲーム業界の市場動向はどうなっているのか、ご紹介していきます。

2004年から2023年にかけて、国内のゲーム人口は前年比2.8%増加し、人数は5,554万人を突破しました。同様に、国内ゲーム市場規模も年々拡大し、2023年には2兆1000億円を記録しました。

しかし、プラットフォームの内訳としてPC・家庭用ゲームは順調に市場規模を拡大している中、ゲームアプリ市場は3年連続マイナスを記録する結果となりました。
国内のゲーム市場全体は拡大し、その内訳だけが変動していることから、コロナ禍で需要が大きく変動した3年でしたが、コロナ前のような健全なマーケットへと落ち着いてきていると考えられます。

また、海外のゲーム市場も急成長してきており、前年比では市場規模が10%増加
一番のシェアを誇るのは日本を含む東アジアで40%以上、次に北米が続いている状態です。

順調に右肩上がりできているゲーム市場ですが、果たして2024年はどの程度の数値で着地するのか、世界で注目されています。

出典:ファミ通ゲーム白書2024

フリーランス全体の市場動向

次に、業界と働き方(フリーランス)に分けて、現在の市場動向を確認していきます。

近年、フリーランスとしての働き方を選ぶ人材は増加しており、今まで一部の専門的な仕事のみで活用されていたこの働き方も、デジタル化やリモートワークの普及により多くの職種でみられるようになりました。

フリーランスが増加している理由・背景

内閣官房と関係省庁による調査によると、フリーランスとして働く人数は約462万人という結果が出ており、今も増加し続けています。

フリーランスが増えている背景として、政府が「働き方改革」を推奨したことや、DXによるデジタル化、働く層の価値観が変化し、仕事よりもプライベートの時間を重視する人が増えていることなどが挙げられています。

参考:内閣官房日本経済再生総合事務局「フリーランス実態調査結果」

需要が高いフリーランスの職種

デザイナー、プロジェクトマネージャー、プランナーなど、多くの職種でフリーランスが必要とされていますが、中でも近年はエンジニアの需要が高まっています。

これはフリーランスエンジニアだけではなく、IT人材全体で求人倍率が高く求人サイトでは年々案件が増加してきています。そして、急激な需要の増加の背景には、有能なエンジニアの不足があげられています。

参考:フリーランスエージェント及びITフリーランス人材の市場調査【2024年版】

ゲーム業界のフリーランス市場動向

ここまで、フリーランスとゲーム業界の市場動向を別々にみてきましたが「ゲーム業界のフリーランス」はどうなっているのでしょうか。

職種

ゲーム業界でフリーランスとして活躍している職種は幅広いですが、その中でも実際に働いている人数が多い職種として、大きく下記6つに分けられます。

・デザイナー(2D/3D/UIUX/グラフィック)
・ゲームプログラマー/エンジニア
・ゲームプランナー/ディレクター
・サウンドクリエイター
・ゲームスクリプター
・シナリオライター

元々ゲーム業界ではデザイナーやプログラマーなどの、比較的仕事をする場所を選ばず、オンラインでも仕事の成果を明確に示しやすい職種が、フリーランスとして求められることが多かったです。
しかし、近年は働き方改革やテレワーク推奨の企業増加などの変化があり、ゲーム業界でフリーランスとして働く職種の幅は広がってきています。

また、フリーランス全体の市場でエンジニアの需要が高い点について触れましたが、ゲーム業界でもプログラマー/エンジニアのフリーランス需要が高まっています。

ゲームエンジニアの市場動向

なぜ、ゲーム業界でもエンジニアの需要は高いのでしょうか。
それは、今までご紹介した流れをたどれば、自ずと理由が見えてきます。

・フリーランスに限らず、優秀なエンジニアが不足している
・ゲーム業界は国内でも世界でも市場を拡大している

上記2点の理由で、ゲーム業界でもエンジニアは不足しており、実際にフリーランスエンジニアの業界ごとの案件数として、ゲーム業界は上位の数値を記録しています。

そんな需要の高いフリーランスのゲームエンジニアを目指すには、レベルの高いスキルが必要となります。
特に使用できるツールや言語、開発環境などが重要となりますので、偏りすぎずに幅広く経験やスキルを身に着けておくことがオススメです。

▽フリーランス案件を獲得するコツはこちらでご紹介中

まとめ

ゲーム業界のフリーランスについて、最新の市場動向をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

ゲームアプリの市場規模が減少傾向にある中で、PC・家庭用ゲームは順調に拡大し、ゲーム業界全体も右肩上がりに推移しています。

しかし、様々な職種がフリーランスとして活躍しているゲーム業界ですが、近年ゲームエンジニア・プログラマーが枯渇しております。
そのため、エンジニアでフリーランスになりたいとお考えの方は、ぜひゲーム業界のフリーランスを目指してみてください!

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著者・監修情報

ConPro FREELANCE 編集部

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