
ゲーム業界でフリーランスとして独立する際に、会社員とフリーランスで働き方にどのような違いがあるのか、どちらが自身にあっているのか、と考えたことがある方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ゲーム業界における会社員とフリーランスの違いをご紹介していきます。
ゲーム業界のフリーランスの働き方
フリーランスと会社員の話に進む前に、そもそもゲーム業界のフリーランスはどのような働き方をするのかを説明しておきます。
働き方自体はクライアント企業や案件により変動しますが、今回は主要な働き方を2つご紹介します。
在宅型フリーランス
在宅型フリーランスは、主に自宅などで働く方法をさし、クライアント企業への出社義務はなくリモートワークで働きます。
場所に縛られない働き方が特徴で、カフェやコワーキングスペース、海外など、自由に仕事場所を選ぶことができます。
▼在宅型フリーランスについてはこちらで詳しくご紹介しています
常駐型フリーランス
常駐型フリーランスとは、クライアント企業で一定期間常駐して働くことをさします。
在宅型フリーランスと違って、クライアント企業のオフィスに出社して働くことが特徴です。期間は案件によって様々で、3か月から半年のこともあれば、数年間に渡る場合もあります。
「フリーランス=リモートワーク」というイメージを持たれている方も多いですが、フリーランスとは「会社に雇用されず、個人で活動する」働き方のことで、常駐型フリーランスのように契約先の企業で常駐して業務を行う場合や、ハイブリッド型として働く場合もあります。
▼常駐型フリーランスについてはこちらで詳しくご紹介しています
ゲーム業界のフリーランスと会社員の違い
先んじてフリーランスの働き方についてご紹介しましたが、次にフリーランスと会社員の違いについて説明していきます。
仕事の多様性やスキルアップ
ゲーム業界のフリーランスは、自分が得意とするジャンルや職種、または挑戦したいプロジェクトの案件を選んで仕事をすることができます。また、複数の案件を並行して担当することもできるので、基本企業で決められたプロジェクトのみ担当する会社員よりも、速いペースで新しい技術やスキルを学ぶことができます。
一方、会社員は企業内の役割やプロジェクトに沿って仕事をするため、自分で挑戦したい分野や仕事に挑戦していくよりは、チームや会社の状況に応じた仕事を担当することが多いです。
しかし、企業からのバックアップを受けつつキャリアを積むことができ、企業内での研修やキャリアアッププログラムが利用できる場合もあります。
そのため、スピードが遅くても着実にキャリアアップしていきたい方は会社員、早いペースでスキルを身に着けたい方や新しい分野にも挑戦していきたい方はフリーランスがおすすめです。
収入の安定性
会社員は、毎月一定の給与を貰えるので収入は安定していますが、ゲーム業界のフリーランスはプロジェクトごとの契約が多く、かつ案件の数が繁忙期と閑散期によって変動するため不安定になりやすいです。
しかし、フリーランスとして実績を積み高単価の案件を継続して獲得できれば、同じ職種でも会社員を超える収入を得られるようになります。フリーランスで収入を安定させるためには、継続して案件を獲得できるように企業との関係性を構築したり、長期的な案件を得ることがポイントです。
▼フリーランスの案件獲得方法についてはこちらで詳しくご紹介しています
福利厚生と社会保障
フリーランスは、企業に雇われているわけではないため、会社員とは違い、健康保険などの福利厚生が提供されません。そのため、起こり得るリスクを自身で想定し、軽減するために適切な保険を選び、加入する必要があります。
多くの保険に入る必要はありませんが、自分に必要な保険を判断し加入することで、仕事中やプライベートでのリスクを軽減し、より安定・安心の生活を確保できるようになります。
▼フリーランスが入るべき保険についてはこちらで詳しくご紹介しています
ゲーム業界で会社員からフリーランスへ転身するための準備
続いて、ゲーム業界で会社員からフリーランスへ転身するために、どのような準備が必要なのか、ご説明します。
スキルを磨く
ゲーム開発には、各プロセスで高いスキルが求められることが多く、どの職種でも実務レベルのスキルや実際の実務経験を求められることがほとんどです。
働き方や案件にもよりますが、フリーランスは通常の会社員よりも高いレベルを求められることが多いので、ゲーム開発に関わるスキルや実務経験があるか否かで他者との差別化にも繋がります。
そのため、なりたい職種に応じて使用できるツールの幅を広げたり、資格を取得したりとスキルを磨いておくことが重要です。
人脈をつくる
フリーランスになると、自分で案件を獲得しなくてはなりません。
案件の獲得方法はサイトやエージェントを使用したりと様々ですが、多くのフリーランスは会社員時代の人脈から仕事を得ています。
紹介や会社員時代の繋がりを使ってどんどん人脈を広げていくことで、新しいクライアントを自力で探す必要もなく継続して仕事を受けることができるため、会社員の時から仕事が貰えるような関係性構築を意識して行うとよいでしょう。
必要な保険の確認
「フリーランスと会社員の違い」の章でもご説明しましたが、フリーランスは健康保険などの福利厚生が提供されないため、自分で必要な保険を見極め、加入しなくてはなりません。
フリーランスになった後は、案件を探したり必要な手続きを行ったりとやるべきことが多くあるため、フリーランスには何の保険に入るべきか、自分にあった保険はどれかなどを調べたり、周りにすでにフリーランスとして働いている人がいれば話を聞いて、事前に情報収集しておくことがオススメです。
案件の検討
フリーランスは受ける案件によって、収入や働き方が大きく変わります。
収入を安定させるためには、自分にあった案件を継続して獲得しなくてはならないため、事前に自分が案件を探すときに重視する「基準」を決めておきましょう。
「単価と実作業が見合っているか」「自分のスキルや経験を活かせるか」など基準は様々ですが、自分の中で軸を1つ固めておくことで案件の決めやすさも変わってくるので、あらかじめ検討しておくことが大切です。
▼ゲーム業界でフリーランスになるために必要なスキルについては、こちらで詳しくご紹介しています
会社員とフリーランスは兼業できる?
ここまで「会社員とフリーランスの違い」や「会社員からフリーランスになるための準備」について触れてきましたが、逆にどちらかの1つの働き方ではなく「兼業(掛け持ち)」は可能か、疑問に思う人も多いのではないでしょうか?
結論から言えば、会社員とフリーランスの兼業は「可能」です。
しかし、兼業するためには勤め先が副業を認めている必要があり、認めている場合は事前に届け出や申請をしなくてはならない場合があります。兼業禁止の会社でフリーランスとの兼業を行うと、厳しいペナルティを受ける恐れがあるため、きちんと確認したうえで検討しましょう。
まとめ
本記事では、ゲーム業界の会社員とフリーランスでどのような違いがあるのか、また兼業は可能なのかをご紹介しました。
ゲーム業界で会社員から独立してフリーランスになるためには、事前準備が重要になってくるため、なりたい職種にあわせて自分が何をすべきか確認しておきましょう。また、勤め先によっては兼業も可能となるため、まず副業としてフリーランスを検討するのも良いかもしれません。
ぜひ、記事の内容を参考にしてゲーム業界のフリーランスを目指してみませんか?
フリーランスの皆様!こんなお悩みはありませんか…?
・自分のスキルを活かせるゲーム・エンタメ案件に出会えない……。
・自分のスキルに見合った報酬を貰えていない……。
など、フリーランスとして仕事をしていくうえで困っていることはありませんか?
ConPro FREELANCEはゲーム・エンタメ業界に特化したフリーランスエージェントサービスで、ゲーム・エンタメ業界で働くフリーランスの皆様の案件探しをサポートさせていただきます。
ゲーム・エンタメ業界で250社以上のお取引先様を持ち、ジャンル・領域ともに幅広い600件以上の案件を保有しているので、あなたのスキルや経験を活かせる案件にきっと出会えます!
案件探しから商談〜参画後も全力でフォローさせていただきますので、ご心配事・ご不安事などもお気軽にご相談ください!
カンタン60秒で申し込み可能!
フリーランス案件の相談をする無料