
フリーランスとして働くエンジニアの皆さんのなかには
「安定して稼働はできてきたけど、もっと年収をアップさせたい」
「エンジニアとしてこれからどんなキャリアを積んでいくか悩んでいる」
という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、スキルが収入に直結するフリーランスとして働くうえで、自身のキャリアや収入をアップしていくための選択肢として「フルスタックエンジニア」という職種をご紹介します。
すでにフルスタックエンジニアを目指している方、別領域のエンジニアとして活躍していて次のキャリアに悩んでいる方、ぜひ本記事を読んでフルスタックエンジニアへの理解を深め、今後のキャリアへの視野を広げていただけたらと思います。
フルスタックエンジニアを目指すべき理由とは?
フルスタックエンジニアはエンジニア業務のなかの複数の領域を担うことができるので、企業側にとっては「いろんなシーンで活躍してくれる貴重な人材」と判断され、高単価で仕事を請けられるケースが多くあります。
特にゲーム業界では技術革新が激しく、横断的な問題解決能力が重要視されるので、複数領域の知見・視野を持つフルスタックエンジニアは需要があります。
また、複数の対応領域を持っていることは単純に対応できる案件の幅が広いとも言えるので、開発状況・案件状況の波にあまり左右されずに安定して自身の稼働できる案件を獲得できるというメリットもあります。
収入・安定性のそれぞれの面で、フルスタックエンジニアになることにはメリットがあると言えます。
フルスタックエンジニアの仕事内容
フルスタックエンジニアの役割とは?
一般的にフルスタックエンジニアは、ユーザーの目に見えるフロントエンドから、裏側のシステムを支えるバックエンド・インフラまわりまで一通りこなせる知識・経験を持っているエンジニアのことを指します。
また、作業工程的にも、上流工程である要件定義から設計・構築・運用までを一気通貫で担当することができるのがフルスタックエンジニアです。
ただ、案件や現場によって定義は曖昧なので、フルスタックエンジニアと言いつつ特定の複数領域を担当するというケースもあります。
ゲーム業界におけるフルスタックエンジニアの役割
上記は一般的なフルスタックエンジニアの定義ですが、これをゲーム業界に当てはめると、ユーザーの目に見える部分を担うクライアントエンジニア、裏側を担うバックエンド・インフラエンジニアの双方に対応できるのがゲーム業界のフルスタックエンジニアです。
ゲーム自体の開発を行うことはもちろん、サーバー・通信・データベースといった裏側のシステム開発、ゲームエンジンやシェーダーなどゲーム開発環境の開発、各種プラットフォーム対応などさまざまな領域を担当できることが必要とされます。
ゲーム業界フルスタックエンジニアに必要なスキル
ゲーム業界でフルスタックエンジニアとして活躍するためにはどのようなスキルセットが必要なのでしょうか?3つに分けてご紹介します!
ゲーム開発の豊富な知識・開発経験
複数領域を担うフルスタックエンジニアは、前提としてゲーム開発の各工程で必要なエンジニア知識・経験を持っている必要があります。
UnityやUnreal Engineなどのゲームエンジンに対する深い理解や操作スキル、C#やC++の言語スキルがあることは必須と言えるでしょう。
また、昨今はオンライン通信が前提となるゲームも多いので、ネットワーク周りの知識や経験もあると重宝されます。
単価を倍増させる応用スキル
フルスタックエンジニアとしてキャリアアップしていくためには、+αのスキルも必要です。
ゲーム自体の開発だけでなく、下記のような応用スキルがあるとさらに自身のエンジニアとしての市場価値を上げることができます。
・CI/CD環境の構築で開発効率のアップに貢献する
・3Dグラフィックス/シェーダーの知識をつけて、描画負荷の軽減に貢献する
・クラウドに関する知識をつけて、最新の開発環境に対応できるようにする
幅広いゲーム開発への知見を備えた上で、なにかプラスの応用スキルを身につけておくとどの現場でも通用するエンジニアに近付きます。
タイトル開発を成功に導くビジネススキル
フルスタックエンジニアはその対応領域の広さから、開発作業だけでなくプロジェクト全体を見渡す役割を担うことも多くあります。
エンジニアチーム内の各セクションの要件定義や仕様調整、エンジニアチーム外との折衝など、上流工程のスキルや細かいビジネススキルがあるとより多くの案件でフルスタックエンジニアとして活躍できるでしょう。
フリーランスがフルスタックエンジニアになるためのステップ
今持っている専門領域の知識・経験を確立する
複数領域の知識・経験を持つフルスタックエンジニアですが、まずは自身の軸となる領域を持っていることが大切です。
いきなり幅広い領域のスキルを身に付けようとする前に、今担当している開発領域や得意分野を極めて自身のメインとなる知識・経験をしっかり確立しましょう。
案件を通して別領域の知識を広げていく
自身の軸となる領域がハッキリしたら、今請け負う仕事の中で自身の領域外に目を向けてみましょう。
普段関わらない領域のタスクを積極的に請け負うことで、少しずつでも自身の対応可能な領域が広がります。
そうすることで経験する領域もどんどん広がっていくので、実績として書ける範囲も増え、フルスタックエンジニアへ近付いていきます。
フルスタックエンジニアとしての実績をアピール
自身のメイン領域と別領域の実績が貯まっていくと、商談の場で「複数領域・開発全体に関わることができる」というアピールができるようになります。
そうすることでフルスタックエンジニアとして案件を請け負うことができ、より自身の実績が強固なものになるでしょう。
まとめ:フルスタックエンジニアはフリーランス最強のキャリアパス!
フルスタックエンジニアは、一人で複数領域を担うレベルの高さはありますが、その分案件獲得のしやすさや高単価など魅力的な側面がたくさんあります。
フリーランスエンジニアとして働く方にとって、今後のキャリアを広げるために有力な選択肢の一つでしょう。
自身の得意分野から少しずつ対応領域を広げることが着実にフルスタックエンジニアへ近付く道なので、今対応している領域についてどのくらい知識・経験があるのか?次に習得するならどの分野なのか?というところから一度考えてみてはいかがでしょうか?
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